









ポルトガル語/29.5cm×23cm/50ページ(表紙含む)/2000年刊/新品
◆130cm×75cmのラグ1柄が3パターンの色違いで、各色の図案もあります。
博物館が所蔵する絨毯についてのコラムや、全体の半分近くのページを使ってテクニックについて書かれています。
※新品ですがシールを剥がした跡があり、裏表紙に汚れがあります。
※ポストに投函のクリックポストでお届けします。数冊のお求めで重量をオーバーした場合は、レターパックライトなどに変更いたします。
◆アライオロス刺繍◆
日本では、アライオロス刺繍、アライオロスの絨毯刺繍、アラヨロス刺繍、ポルトガル刺繍などの名称で呼ばれます。
この刺繍の歴史は、15世紀末にモロッコ式の絨毯刺繍が作られたのが始まりだといいます。初期の頃はイスラムに影響を受けた幾何学模様の連続パターンが作られましたが、17世紀にはインドやペルシャの影響を受けた動物やメダリオンの柄が主流となります。18世紀になると、花瓶に生けた花や、民族衣装を着た人物像なども描かれるようになります。1755年のリスボン大地震の後ではアズレージョ(タイル)柄のデザインが流行したり、19世紀~20世紀の間にはイギリス風の花柄も人気を集めました。