【スリッパの特徴】
◆このスリッパには、製品の製造過程で残った端切れや糸が使われています。
◆スリッパの甲の内側と中底には、毛布に使われる織物を使用して作ってもらいました。保温性が高く、ふわふわした履き心地が気持ち良いです。
◆踵を踏んで履くスタイルなのでゆったりしていますが、甲が長いので脱げにくいです。ウールの厚手の靴下も履くことができます。
◆甲表と中底は染色をしていない、羊の自然な色です。
◆甲表と下底(裏の部分)にはコートなどに使われる、丈夫で防水性のあるフェルト生地が使われています。下底のフェルトの色はおまかせ(画像6)となります。
◆下底の踵部分に滑り止めをつけましたが(画像7)、フローリングなど滑りやすい場所でのご使用はお気をつけください。
◆踵のあたりに手書きのサイズのタグが縫いこまれています。おおらかでポルトガルらしくて面白いと思いますが、気になる場合は切り取ってください。
【サイズ】
23.5cmサイズの足にコットンの中厚の靴下を履いても、踵にまだ少しゆとりがあり、ちょうど良い感じです(画像9)。ウールの厚手の靴下を合わせるとピッタリ履く感じでした。24cm~24.5cmの場合は、コットンの薄手~中厚の靴下でちょうど良いです。
以下、おおよそのサイズです(画像8参照)。
内寸:24.5cm
外寸:26.5cm
甲の長さ:12cm
横幅内寸:6cm
甲周り内寸:17cm
【お手入れ】
ラノリンの多いウールは汚れがつきにくいので、普段のお手入れはブラッシングで大丈夫です。ラノリンをなるべく落とさないためにも、洗いすぎにご注意ください。汚れがひどくなったら、ウール用の洗剤を使い、30度くらいのぬるま湯で手洗いをし、陰干しをしてください。
【配送について】
玄関で手渡しされる、レターパックプラスでお届けします。
【エコラのスリッパとの出会い】
ポルトガル中部地方のエストレーラ山脈。その山々に抱かれるようにあるマンテイガスの町に、1925年、ウールの織物メーカーのエコラは創業しました。
エコラが自然に出来るだけ負担をかけない織物作りをしているメーカーだと知ったとき、エコロジカルな考えに共感する私は心がときめきました。ぜひ一度、この工場を訪ねてみたいと思うようになり、ようやく2008年にこの工場を訪れました。見学を終えると、エコラが誇る素朴で温かな毛布とともに、数足のスリッパも買い求めました。そのスリッパは工場で出た端切れで作られたものでしたが、ラノリン(動物の皮脂腺から分泌される皮脂)が自然に近い形で残るウールは温かく、毎年冬には欠かせないものとなりました。
しかし、10年以上も履いていると痛みが出てきて、さすがに買い替えが必要になってきました。そして、これだけ長い間愛用してきたものだから、その良さは知っているし、自分が使うだけではなく、アンドリーニャでも扱ってみてはどうかと考えました。
【マンテイガスとエコラ】
マンテイガスは、ポルトガルで最も標高の高いエストレラ山脈に位置します。農業には適さない土地だったので、12世紀から羊飼いが多く住み、ウールの織物業が盛んになりました。
エコラのウールはマンテイガスのボルダレイラという種類の羊の毛から作り、毛の色は、白、ベージュ、こげ茶があります。
春に刈られた羊の毛の、背中の部分のいちばん上質な毛を使い、自社で洗浄、紡績し、織物に仕上げます。洗浄に使う水は山の湧き水を使い、出来るだけ自然に負荷のかからない、エコ(Eco)なウール(lã)作りは、社名の由来ともなっています。