アレンテージョ地方のマルヴァオンの村に伝わる「栗の皮のアップリケ」という工芸です。
19世紀に写真が庶民の間にも普及してくると、村の名産の栗の皮を使って家族の写真を飾るアップリケを作るようになりました(画像9:19世紀の作品)。
栗の皮の艶やかな表側と、裏側のビロードのような質感を使い分けながら、花や葉の形に切り抜いた栗の皮を茶色の刺繍糸でアップリケします。写真を置くための空白を残して花の配置を決めますが、小さな作品では空白を作らないものもあります。
現在ではこのアップリケの職人はとても少なく、この作品はアデライデさんという方が作りました(画像6)。
額の裏は水張りテープが貼られていて、開けることはできません。
◆マルヴァオンについて◆
マルヴァオンは、サン・マメデ山脈の切り立つ岩山の上にある小さな村です。村にはこぢんまりとした白い家が建ち並び、村のはずれのマルヴァオン城からはアレンテージョの大地を一望できます。この辺りで採れる栗は美味しいことで有名です。
*サイズ:23cm × 21cm
*裏面に一か所ヒモをかける金具付き
*ゆうパックでお届けします