アソーレス諸島に伝わる「魚のうろこの花」という工芸品です。
魚のうろこを花びらや葉の形に切り抜き、銀線でつないで花に仕立てます。
18世紀のアソーレス諸島の修道院で始まった工芸だと言われていて、修道女たちが魚のうろこやイチヂクの枝の芯、玉ねぎやニンニクの皮などの様々な材料で造花を作り、部屋の壁にかける宗教画や、祭壇や礼拝堂を飾ったりしました。
今は島々の職人たちにより、宗教的な装飾や、壁掛けやアクセサリーなどが作られています。
この「魚のうろこの花」はヴィンテージです。一般的な「魚のうろこの花」は立体的な作りですが、この作品は押し花のように平面的に作られているのが珍しいです。とても大きな魚のうろこが使われていて、ふんわりとした優しい雰囲気と、ガラス細工のような繊細さがあります。
これはサンタ・マリア島で作られたものですが、現在、アソーレス諸島の民芸協会の名簿にサンタ・マリア島の職人は載っていないので、今はもう作る人がいなくなってしまったのかもしれません。
◆アソーレス諸島について◆
アソーレス諸島はポルトガル本土から西へ150kmのところに広がる九つの火山島です。
島々には生垣に紫陽花が植えられ、季節になると島々は満開の花で覆いつくされます。紫陽花は諸島の人々に愛され、お土産や民芸品など様々なものにデザインされます。
*サイズ:18cm × 14cm
*裏面に一か所ヒモをかける金具付き
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